☆★おまけのおまけ★☆ 「ねぇ、」 「なに?」 「今日買ってきてくれたケーキのお店ってどこの?」 「うんとね、商店街のとこのラ・ナミモリーヌってお店のだよ!」 「ふーん。あのお店たしかショートケーキがおいしいって評判だったよね。」 「うん!恭弥よく知ってるね!私あそこのショートケーキ大好きなの!」 「そうなの?で、今日はなんで買ってきてないの?」 「新作がでてて、そっちがちょっと魅力的だったからっていうのと・・・。」 「と?」 「うーあーむ、っ。う、うん。」 「・・・・。(何でそこで赤くなるの)」 「えと、えーとですね。」 「うん。」 「きょ、恭弥のために持っていくものだったから、恭弥の好きそうなものを買う、つ、もりだった、からです。はい。」 「・・・・・・。」 なんなんだこれ。好きなもの我慢してまで、僕のためにケーキを買ってきたとか。べつに、僕だってラ・ナミモリーヌ のショートケーキ好きだからそれでいいのに。しかも、好きそうなものって言うかちょっと高めのケーキだよねこれ。 が魅力的だったっていうパッションフルーツとカシスのムースとベルギーチョコレートのガトーショコラ、無花果 のタルト、レモンチーズケーキ、ショコラ・ティ・クレーム。(チョコ多いな。)笑っちゃうね。どうして、そんなに僕に尽く してくれるの。僕だって出来る限りに尽くしてあげたいのに。負けちゃうな。 「・・・、隣においで。」 「ふぉご!(むせた)」 「大丈夫?」 「(コクコク)(だ、誰のせいだ!)」 「ご褒美あげるよ。」 「へ?なにくれるの?」 「目、閉じてごらん」 君の赤い顔が紅茶に映る
くだらないおまけだぜ!京子ちゃんとハルも好きらしいよ。ラ・ナミモリーヌ。(お前は友達なのかよ 倖 燗拿20061228 |